夜のアクマ

アニメの感想を書いたり書かなかったりするところ

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 7.5話、13話

7.5話「饗宴・砦ノ戦争」

酒入りの紅茶をみんなで飲んで酔っ払うという内容で、8話の電話番の話と同様のコミカルな話だ。ただ、各登場人物の反応もありきたりで、特に面白いものでもない。とってつけたような入浴シーンも、興味が持てない。

13話「空の音・夢ノ彼方」

後日談というか、カナタが自分の夢が何なのかを見つけるために、周囲の人達の夢を聞いて回る話。カナタは結局、リオ先輩についていく、だの、みんなといつまでも一緒に、だのと主体性のない夢を語っただけで、事実上の保留みたいな扱いといったところか。ここで、もっと明確な将来のビジョンでも見つけられれば、カナタというキャラクターが魅力的になりえたと思うんだけどね。

最終兵器彼女 Another love song

最終兵器彼女」の面白い部分って、作中の戦争がどんな相手とどういう風に戦っているのかよくわからないところにあると思っていたのだけれども。この作品では主人公相当のミズキ中佐を筆頭に、ほとんど全ての登場人物が軍関係者で占められていて(なにしろシュウジすら出てこない)、それは即ち、この戦争がどういうものなのかについてなんとなく触れてしまっていて、なんというか、「最終兵器彼女」の一番の特徴を失い、凡庸な戦争物に近づいてしまったと言える。敵兵が英語で話しちゃってるのとかも、"得体の知れない戦争"が、想像の域内の戦争に堕した感じでガッカリしてしまう。

物語では、ミズキ中佐とテツの成就しなかった恋が描かれる。まあ、全然面白くないです。あとは、戦争ごっこをやっている軍上層部への批判か。これも面白くはない。

月は東に日は西に~Operation Sanctuary~

毎朝主人公を起こしに来る幼馴染の保奈美と、空から落ちてきた美琴。主人公の直樹は、実は5年前の事故で両親と記憶を失っていて。といった、なんともアダルトゲーム原作だなあ、としか言いようのない設定。

まあ、このアニメの最大の特徴は、9話以降が保奈美編と美琴編の2種類あることだろう。途中で分岐というと「if もしも」(リンゼイ・アンダーソン監督じゃない方)が連想されるが、そういえば分岐した最初の話が、打ち上げ花火を屋上で見るか神社で見るか、みたいな話になってたなあ、とか。とはいえ、それは保奈美編だけで、美琴編は花火じゃなくて流星群を見る話になってるし、そもそも主人公が何かを選択して分岐するという形にはなっていない。

分岐後の内容はというと、実はどっちも大差ない。美琴たちが未来人で、流行する致死性のウイルスのワクチン開発のためにやってきて、といった設定は同じで、展開もいろいろ違うものの、いずれにせよワクチンは無事完成するし、どっちでもいいやという感じ。最後に直樹が保奈美と結婚する方としない方という違いが一番わかりやすいくらい。せっかく分岐するんだったら、いっそ保奈美編では未来人設定には一切触れずに展開しちゃっても良かったんじゃないかと思わなくもない。

ガサラキ

骨嵬や豪和家に関するオカルトめいた話と、西田さんwith自衛隊と合衆国との政治的軍事的駆け引きみたいな話が、あまり上手く噛み合っていない感じがする。前者は、90年台当時のアニメの流行に乗った感じで、なんとも時代を感じさせる。後者もまた別な意味で時代を感じさせるものがある。日本がまだ世界の二番手として盤石だった時代というか。技術や経済で一流の日本が、アメリカに勝つために足りないものは、軍事力と覚悟だとでも言いたげな、そんな印象を受けた。

CANAAN

本放送以来の再視聴

ウーアウイルスにまつわる様々なドラマ、という意味ではそれなりに面白い話になりえたとは思うんだけど。なんというか、とにかくリャン・チーという人物が、なんの魅力もないのにただ騒がしく話の流れを淀ませている感じ。こういうクソキャラがいると関連する人物も連鎖的にクソ化してしまうから厄介だ。あと、全体的に演技が濃くて、好みじゃないという点もある。

プリンセスラバー!

本放送以来の再視聴

  • 後半の展開、ヒロインの婚約者(悪者)が現れて対決する部分が「夜明け前より瑠璃色な」と混同していた。
  • 誘拐犯の主張は黒澤明の「天国と地獄」のオマージュか。
  • 温泉のぞき回は楽しい。メタ要素のギャグも多い。
  • 貧富の格差の問題については大した解決も出来ないくらいなら触れない方が良かったのでは。金持ちはみんな良い人で、貧乏人でも金持ちの前に跪く者や何も考えていない愚か者は良い人で、金持ちを妬む者は悪い人みたいな描かれ方をしていないだろうか。

機動武闘伝Gガンダム

国ごとに特徴的なロボットが活躍する、といってもそんなの全然おもしろくない。前半はとにかくつまらないが、ネオホンコンに着いてからは少しはましになったのは、見てるこっちが慣れただけだろうか。
地球環境を守るためにそれを脅かす人類は滅ぼさなくてはならないという師匠の目的だとか、ロボットに人間を生体ユニットとして取り込んで強力な力を得るだとか、当時の流行を取り入れている感じ。