夜のアクマ

アニメの感想を書いたり書かなかったりするところ

DRAGONAUT THE RESONANCE

事故で両親と妹を失い、孤独だった男が、謎の女と出会い惹かれ合う。実は、その女は宇宙から来たドラゴンで、家族が死んだ事故の原因でもあった。二人が惹かれ合う感情も、ドラゴンと人間が「レゾナンス」したことで生じたものであって、本物の愛なのかどうか。といった要素とか、他にもドラゴンとレゾナンスした様々な人間たちのドラマが。

とはいいつつ、結局はバトル物って感じで、なんだか良くもなく悪くもないようなアニメ。前半は、いかにもな悪役が出てこないのが良いなと思っていたが、ハーシムという頭のいかれたタイプの敵が出てきて、ちょっといまいちだったり。最後は、みんなが融合して一つになれば良いという敵と、それじゃ愛し合うことが出来ないという主張で戦うような展開になって。愛することの意味とは、みたいな難しいテーマをぶち上げつつ、宇宙人に「人間は我々には理解しがたい、しかし非常に興味深い存在だ」と言わせるタイプの(そうは言ってないんだけど)決着となった。

26話のコミカルな特別編を見ると、登場人物も個性豊かで魅力あるじゃん、と思ってしまうが、本編ではいまいち生かされてなかったのかな、と思わなくもない。

とりあえず、女性の胸が大きすぎるキャラクターデザインは苦手。さすがに限度を超えてると思う。ドラゴンだからでかいのかと思ったら、人間でも容赦なくでかい人がいた。