夜のアクマ

アニメの感想を書いたり書かなかったりするところ

七つの大罪 総評

王国が内部の人間の陰謀・横暴によって混乱し、お尋ね者の立場となった主人公達(なんか特殊な能力を持ってる)がそれに対抗する、みたいな設定は最近よく見られる気がします。「アカメが斬る!」とか、あのあたり。大きな事件を解決して次の旅へ、という終わり方も無難で、このアニメならでは、という部分がほとんど感じられなかった。序盤はメリオダス達の過去をあまり語らないまま話が進むので、その説明不足なところは特徴かもしれない。まあ、メリオダスやエリザベスが既知の情報を逐一説明しながらだと、話がちっとも進まなくなっただろう。

それにしても、主要人物がほとんど死ななかったな。七つの大罪は全員揃う前にメンバーが欠けるとは思えないし、どんなに危機的状況になってもどうせ死なないんだろ感が強くて白ける。聖騎士側もなんだかんだで多くが生存しているし、死ねば良いとは限らないが、緊張感はなくなるよね。