夜のアクマ

アニメの感想を書いたり書かなかったりするところ

寄生獣 セイの格率

平凡な男子高校生が異能に目覚めて戦いに巻き込まれていくという、よくある設定をうまく味付けした感じ。まあまあ面白かった。

新一が次第に人間としての感情を失っていく展開があったけど、終盤では、なおざりになったような印象も受けた。人間が地球環境に害をなしているとか、人間と他の生物の共存とか、そういうメッセージが途中から出てきて、そういえば一昔前にやたら流行っていたけど、最近ではほとんど見かけなくなったテーマだなと思った。

屋上から落ちる村野の手を新一がつかもうとする最後の場面は、なんとなく映画「バーディ」を思い出した。