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夜のアクマ

アニメの感想を書いたり書かなかったりするところ

映画 2016年2月

「叫びとささやき」 病気の主人公が死ぬ映画なので、愉快な話ではない。死ぬ間際の苦悶の様子は迫力があった。ベルイマンの映画はよくわからん。

 

「おとうと」 いつの時代の話か最初わからなかったが、大正時代か。どうにも厄介事をやらかしてばかりの弟が、なかなかめんどくさい。ショックで倒れて寝ていた姉が、突然起き出していつものようにテキパキ仕事し始めるラストシーンはインパクトがある。

 

スウィングガールズ」 高校生がビッグバンドジャズを始めるに至る経緯が雑すぎて、共感も応援もできない。イノシシに襲われる場面の静止画風の演出は面白かった。

 

デルス・ウザーラ」 カピタン、カピタンという呼び声が印象に残る。迫り来る夜に備えて草を急いで刈り集める場面の怖さ。友情を深めていく前半は面白いけど、デルスが虎を撃って以降は、話も気分も下り坂で楽しくない。

 

「アフタースクール」 よく出来てて面白いと同時に、失われた青春のほろ苦さもある。最後まで見た後、アバンタイトルを見返すと、見事に騙されていたのがわかる。いろいろ不自然なところが確かにあるんだけど、最初見ただけじゃ気付かないよなあ。


ハート・ロッカー」 異国の地、どこに敵がいるかわからない状態での爆弾処理の緊迫感はなかなか。でも、後半は飽きる。


ノーカントリー」 追ってくる殺し屋は、世間の常識も通じなさそうな容赦のなさだし、映画の常識も通じない感じ。重要な役割を持って登場したように見えた別の殺し屋も、あっさり殺されちゃうし、金を持って逃げる主人公っぽかった男の最期もあっけない。そういうお約束の通じなさがこの映画のポイントだったりするのかな。それが面白いかというと微妙だが。


そこのみにて光輝く」 邦画でよく見る駄目なところが詰めこまれたような映画。海に入ったままのキスだとか、(サービスシーンのつもりなのか)微妙に長いセックスシーンだとか、おしゃれな演出を気取ってるんだろうか。過去に縛られたり、家族に縛られたりといった、面白みのない登場人物達。共感できないし、興味も持てない。