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夜のアクマ

アニメの感想を書いたり書かなかったりするところ

プラスティック・メモリーズ

1話のどうしようもなさが、最後まで枷となったシリーズ。「こわれかけのオルゴール」がいかにまともだったか思い知らされる。

アンドロイドとそれを取り巻く環境がどうなってるのか。アンドロイド保護法なんてのがあるから成熟した社会なのかと思わせて、ギフティア回収の仕組みが非効率的でげんなりするし、(非効率性そのものへの批判とかはないままに)その非効率性をきっかけに物語を動かそうとしてるせいで話に乗りきれない。

艦これ」の艦娘たちが世界の中でどういう存在なのかいまいち掴みきれないままその生死に関するドラマを見せられてもピンと来ない…というのと近い。

もちろんキャラクターにも魅力を感じることはなく、そのまま後半は応援できないカップルのラブストーリーという、ただ不快なだけの展開へと舵を切る。ツカサの「告白」シーンを見た時、本当に気持ち悪いと思った。そういえば「ちょびっツ」のパソコンと結婚したケーキ屋の挿話を見た時も同じ感想持ったなあ、と思い出した。人間とアンドロイドとの恋愛に否定的なつもりはないんだけどねえ。

ギフティアが時間切れになると暴走するって設定は、なかなか興味深かった。所有者の前でいつもニコニコ良いアンドロイドとして10年過ごしたギフティアが、その10年間の間に溜め込んだストレスを一気に発散してるんだと思うと、結構痛快だと思う。