夜のアクマ

アニメの感想を書いたり書かなかったりするところ

映画「幕が上がる」を見た

弱小校に有名な監督やら名門校からの転校生やらが来て、全国大会を目指す系部活物。まあ、響け!ユーフォニアムと大体同じパターンだし、阿知賀編でもハイキューでも、似たような設定を持つアニメはたくさんありそうだし、基本的には外しようがないネタと言えるかもしれない。

吉岡先生=滝昇=赤土晴絵=烏養繋心
中西さん=高坂麗奈=新子憧=影山飛雄
(ちょっと無理があるか?まあ、こんな感じだろう)

で、これが、せっかく題材はいいのに、いろいろと残念な出来。目立つ割に少しも面白くない顧問の男いじりとか、途中の変な演出が空気を乱してる感じ。うるさいくらいに多用される部長の内話(モノローグ)にうんざりしてたら、後半ではなぜか鳴りを潜めるというのも、どういう演出意図なのか謎。響け!ユーフォニアムも主人公のモノローグが多かったけれど、ここまでうるさくは感じなかった。(これはユーフォニアムを誉めてる訳じゃなく、あのモノローグ多用にも否定的です)

あと、他校の演劇に比べ、主人公たちの演劇に魅力がなく、地区大会で高評価を得たことがいまいち納得できないというのも、かなり駄目な部分だと思う。